東京都八王子市のワーキングスタイルでは、建築業界から広く求められる多能工の育成を実践しています。自分の興味関心や適性に合ったキャリアを当社で歩み始めませんか?
ワーキングスタイルは、大工になりたい若者を歓迎しています。弊社では多能工を育成するために、どの部署に配属されたとしても、本人の希望次第で「家を建てること」に関係する工程を幅広く経験することができます。つまり、「●●職人」という職業能力の枠を飛び越えて、「家を建てるプロフェッショナル」としてのキャリアをスタートすることができます。
ワーキングスタイルでは、大工を志す若者が一人前の大工として活躍する未来を描けるように、人材への投資を積極的に行っています。その一つが、「東京大工塾」の参加にあたっての資金援助です。若者の前向きな心を大切に伸ばしていきたいと思っています。
東京大工塾とは?
大工技能の継承を目的に運営されている東京大工塾。入塾すると、大工としての訓練カリキュラムに参加し、基礎から上級まで、ステップを踏んで大工技能を身につけられます。
このカリキュラムのポイントは、客観的な評価を年2回行っている点です。「評価」と聞くと、学校のテストを思い出す方もいるのでは?東京大工塾で行う評価とは優劣を決めるための評価というよりも、塾生のレベルに合った指導を行うための評価です。出来ないところをそのままにして、次のステップに進むのでは無く、着実に実力を養成して、本当に活躍できる大工になるための仕組みです。
東京大工塾の評価では、次のようなステップを設定しています。
レベル1 見習い大工
木材や架構の基礎的な知識に加え、大工道具・電動工具を安全に使用できる。また、標準大工等からの指示を受け、手順を確認しながら作業にあたることができる。
レベル2 標準大工
プレカット構造材を用いた大壁造の新築住宅について、作業工程・役割を理解しており、建て方、下地取り付け、仕上げ作業ができる。
レベル3 上級大工
新築工事及びリフォーム工事において、伏図作成、木拾い、木材の選別や構造材の墨付・手刻みができる。また、見習い大工への指示、各職方との段取りの調整ができる。
レベル4 上級熟練大工
棟梁を補佐し、棟梁代理として設計・営業・工事管理を行い、木造住宅に関する技能・技術を三者に正しく説明・指導ができる。また、真壁造、太鼓梁、入母屋などの部材について、墨付・手刻みができ、加えて和室の造作ができる。
必要なのは熱意!大工経験ゼロからでも始められる
大工未経験の方にとって、初めて見るキーワードもあって戸惑うかもしれません。各レベルの解説は次のとおりです。
・基礎にあたるレベル1では、道具の扱い方から教えてもらえるので、手作業に馴染みが無かった人でも始めやすいと言えます。
・レベル2では現場に参加するための必須技能を身につけます。新築住宅では広く用いられている材料「プレカット構造材」について技能を磨けるので、通常の仕事との両立で効率的に学ぶことが出来ます。
・まとめ役となることも多い大工では、コミュニケーションも大切な技能です。レベル3では、まとめ役として必要な技能を身につけられます。
・レベル4にまで達すると、後輩の指導を担うことのできる人材といえます。会社にとって非常に価値の高い人材です。
東京大工塾の訓練期間は?費用の援助はどの程度?
カリキュラムは2年間。毎週土曜日の午前9時から午後5時までのタイムスケジュールで通塾してもらいます。通常では、訓練カリキュラムの参加にあたって入学金35,000円と、月額授業料13,000円がかかります。2年間の費用合計は、約35万円です。ワーキングスタイルでは、本来なら自己負担となる約35万円の全額を会社負担しています。さらに、土曜日は出社扱いとし、その分の給料も支給します。
「大工として一人前になってほしい」という想いをこめて、皆さんに投資しています。
大工として一人前になったら、そこから先は自分の興味関心や適性に従って、思い思いのキャリアを描いてください。塗装断熱、電気通信、仮設重量、解体などなど。あらゆる技能をとりまとめるリノベーション工事を手がけることも可能です。
ワーキングスタイルならではの「助け合い精神」に基づいて、身につけたい技能の現場には、どんどん応援として参加してください。
大工としての着実な一歩。そして、その先のオリジナルな未来の実現をワーキングスタイルは応援します。
未経験者歓迎です。建築業界への就職に興味や不安があったら、ワーキングスタイルにお気軽にご相談ください。