東京都八王子市の建設会社・ワーキングスタイルです。
弊社はリノベーション、塗装断熱、架設重量、電気工事など幅広い事業を扱い、建設工事のワンストップサービスを提供しています。
今回は電気工事屋の一人親方としてかつて横須賀で独立し、仲間とともに順調な成長を見せていたにもかかわらず、心機一転ワーキングスタイルに入社を決めた中條さんにお話を伺いました。一人親方としての確かな手応えを感じつつも、なぜ社員としての道を選んだのか。そこには自身の将来を見据えた勇気ある決断がありました。
―ワーキングスタイルに入社してどれくらいになりますか？
入社して3年半になります。電気通信工事をやっています。
―入社前の経歴は？
電気工事屋として15年の経験を積んできました。横須賀を拠点に活動していたのですが、ある時、米軍基地の工事を手伝って欲しいと言われ、その案件の元請けがワーキングスタイルでした。自分はワーキングスタイルの下請けから発注を受けていたのです。それがワーキングスタイルを知ったきっかけでした。
―その時はどういう形態で働いていたのですか？
一人親方の集合体のような緩やかな繋がりの中で仕事をしていました。地元の昔からの知り合い十数人で集まって、それぞれが仕事を取りながら回し合っていました。
―珍しい形ですね
横須賀は電気工事の個人事業主（一人親方）が200人くらいいるのですよ。本当は一つの会社にしたほうがいいのかもしれませんが、何しろみんな我が強くてなかなか一つにはなれない（笑）。それならば、いっそそれぞれが個人事業主のままで、協力体制さえあればよいのではないかという考えです。このようなスタイルで、かれこれ５年以上は続けていました。
―ワーキングスタイルに入るきっかけは何だったのですか？
個人事業主（一人親方）としてやっている中で、頻繁に仕事を振ってくれていた会社がワーキングスタイルに吸収されることになり、その時に一緒に来ないかと誘われたことがきっかけでした。
実際にワーキングスタイルの人たちに会ってみると気さくな方ばかりで、雰囲気の良い会社だと感じました。そして、様々な事業部が集まっていることも魅力的で、ここならある程度自由にやらせてくれそうだと思いました。この会社がどのように成長して、どんな風に変わっていくのか興味を持ったので入社を決めました。
―一人親方として続けて行くことは難しいと思ったのですか？
収入面では、一人親方でいる時の方が良いこともあります。しかし、仕事量には波があって安定して収入を得ることの難しさは実感していました。自分は結婚していて子どももいるので、コンスタントな収入が保証されていない一人親方でいることはどうなのだろうと疑問に思っていましたね。
また、自分は片目が義眼なので、人より劣っている中で、いかに人より効率よくやれるかを常に考えてきました。片方の目しか見えないから仕事の質が低くてもしょうがないと思われたくないですし、逆に仕事が早いねと言われるくらいになろうという気負いすらありました。
しかし、もし両方の目が見えなくなったとしたら、現場に出るのは難しいですよね。そのようになる可能性もないわけではないので、自分が頑張って一人親方であり続けるよりも、人を育てる方が長期的にはいいのかもしれないと思うようになりました。そのためには、会社に入って社員として経験を積んでおくことが必要だと思ったのです。
―実際に入社してみてどうでした？
一人親方としてやっていたときは、大きな仕事が入りそうになっても取るのを躊躇する、また断っていましたね。しかし、ワーキングスタイルに入ってからは、一人ではないので大きい仕事もとりあえず取ってきてから相談することもできます。周りに相談しながら仕事を進められるのがいいですね。このように恵まれた環境にいることを生かして、大きな仕事にも挑戦していきたいです。
また、電気一本という会社でもないので、様々な事業部とも関わることができ、他の仕事についても学べるところがとても良いと思っています。
―今日はたくさんのお話ありがとうございました。
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一人親方で将来に不安を感じている人は、まだ体が十分動くうちに一度立ち止まって、将来どのような形で仕事を受けていくのか―例えば、人を入れて育てるのか、自分でプレイヤーとしてやり続けるのかなど具体的に考えてみてはいかがでしょうか。
そして一度組織で経験を積んで、経営者・管理者としてのスキルを身につけようと思う方には、ワーキングスタイルはとても良い環境です。
一人親方としての将来に不安がある方、組織で働くことに興味のある方は、ぜひ一度相談にいらして下さい。