今回、ワーキングスタイルの独自サービス「リサイクルリフォームZERO」が商標登録されました。
これまで取り組んできた「リサイクルリフォーム」をさらに進化させ、リフォーム業界の新しい価値をつくるプロジェクトとしてスタートした「リサイクルリフォームZERO」。
なぜこの取り組みを始めたのか。そして、目指す未来とは何なのか。代表の堂垣に話を聞きました。
インタビュアー
まずは、「リサイクルリフォームZERO」を始めた想いについて教えてください。
堂垣
原点は、とてもシンプルです。
現場で「もったいない」と感じることが本当に多かったんです。
解体工事やリフォーム工事では、まだ十分使える建材や設備が廃棄されることがあります。それらをもう一度活かせないかという想いから、リサイクルリフォームを始めました。
そして今回、「リサイクルリフォームZERO」と名前を付けたのには、さらに大きな目標があります。
それは、リフォーム工事で発生する産業廃棄物を限りなくゼロに近づけることです。
リフォーム工事では、どうしても廃材は出ます。でも、きちんと分別解体を行えば、多くはリサイクルできます。
もちろん、一社だけで実現できることではありませんが、リフォーム現場から出る産業廃棄物が循環する仕組みをつくっていきたい。それが「ZERO」という名前に込めた一番大きな想いです。
インタビュアー
これまでは「使えるものを再利用する」という考え方でしたが、「ZERO」では、そもそも廃棄物を出さない未来を目指しているということですね。
堂垣
そうですね。
今までは、現場で捨てられてしまうものを再利用するという考え方でした。
でも、これからは「ゴミそのものを減らす」という発想に変えていきたいんです。
分別解体を徹底することでリサイクル率を高め、リフォーム工事で出る産業廃棄物を限りなくゼロにしていく。
そこを目指すことが、このプロジェクトの本質だと思っています。
インタビュアー
実際にリサイクルリフォームを続けてきて、お客様のニーズにも変化を感じていますか?
堂垣
すごく感じています。
リフォームのお客様って、そもそも中古住宅を購入された方や、今住んでいる家を長く大切に使いたいと考えている方が多いんです。
昔は「新品に交換すること」がリフォームの価値だと思われていました。
でも実際には、お客様は必ずしも新品にこだわっているわけではありません。
「良いものなら長く使いたい」
「今では手に入らないデザインを残したい」
そういう考え方を持つ方が増えてきていると感じています。
メーカーの商品も時代とともに変わっていきますが、昔だからこそ作れた質の高い建材や家具もたくさんあります。
古いものには、新しいものでは表現できない価値があるんです。
インタビュアー
「安くリフォームする」という価値だけではなく、「古いものを活かす」という価値が広がってきているんですね。
堂垣
そう思います。
最初は「もったいないから安く使おう」という考え方でした。
でも、実際に続けていく中で見えてきたのは、「古いものを残したい」というお客様の想いでした。
私たちは単純に再利用するだけではありません。
そこにデザインやアイデアを加えて、新しい価値として生まれ変わらせる。
「捨てなくてよかった」
「この建具を残してよかった」
そう思っていただけるリフォームを増やしていきたいですね。
日本には昔から「良いものを長く使う」という文化があります。
その価値を、これからのリフォームでも大切にしていきたいと思っています。
インタビュアー
最後に、「リサイクルリフォームZERO」を通じて実現したい未来を教えてください。
堂垣
正直に言えば、今はまだ「リサイクルリフォームZERO」という名前が先に走っている段階です。
だからこそ、これからその中身をしっかり育てていきたいと思っています。
目指すゴールは、リフォーム工事で発生する産業廃棄物をゼロに近づけること。
そして、その取り組みを通して、「良いものを長く使う」「住まいを大切に受け継ぐ」という文化そのものを広げていきたいと思っています。
ただ、私たちだけでリフォームのあり方を決めるつもりはありません。
住まいに対する価値観は、お客様一人ひとり違います。
だからこそ、お客様の声を聞きながら、このサービスも、コンセプトも進化し続けるものだと考えています。
「ZERO」は完成形ではありません。
未来へ向けたスタートラインです。
これからも、お客様と一緒に新しいリフォームの価値をつくり続けていきたいと思っています。