リノベーション工事数日本一、株式会社ワーキングスタイル

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現場監督に聞く、現場監督だからこその「醍醐味」

こんにちは、ワーキングスタイルです。

今現在、建築業界で活躍されている方や、将来建築業界を志そうと考えられている方々の目標の1つには「現場監督」がありますよね!

 

しかし実際に「現場監督」になったら何をすればいいのでしょうか?今の仕事に何がプラスαされるでしょう?どのような仕事をしているか、皆さんは実際にご存知ですか?

 

単純に「指示を出しているから偉そう」と考えているのであれば大間違い!
現場監督こそ、その仕事・現場全ての責任を持たなくてはならないので、現場監督は仕事で

 

「なくてはならない存在」なのです。

 

そこで今回は弊社ワーキングスタイルのリノベーション工事部長でありながら、

現場監督としても第一線で仕事を取り仕切っている、

弊社職員「中野」のインタビューを行いました。

内容は勿論「現場監督のやりがいについて」です。

現場が始まるより前から、

現場監督の仕事は始まっている

インタビュアー(以下:イ):今日は宜しくお願いします。まず第1の疑問なのですが、現場監督の仕事はその工事のどの段階から始まるのですか?

 

中野:まずはその工事・作業全体の工程の「管理」ですね。現場によって作業も変わってくるのですから、作業工程はその現場毎に考えなければなりません。

 

その次、作業の順番が決まったら実際に施工に当たる「業者さん」。そして、その工事に必要になる材料を手配・発注などをします。

 

イ:なるほど。現場監督の仕事は、実際に職人さんが現場で腕をふるう前から既に始まっているのですね。

 

中野:実際に工事が始まったら、自分も現場で仕事をこなしながら、並行して「お客様」や業者の方たちとの「打ち合わせ」が仕事のメインになります。

 

というのも、特に「リフォーム」は紙の図面通りにいかないのが基本です。実際に現場に出てみないと分からない事が多いのですよ。例えば、図面と柱の位置も少しだけズレていたりとか……。

 

ですので、「計画通りにいかないのも計画のうち」で、 

 

「何か工事に支障が出ていないかどうか、作業現場全てに気を配る」
「どうすれば問題を未然に回避する事ができるか」

 

を常に予想しながら、作業の進捗を常に把握しながら「打ち合わせ」を行い、作業全体を常に微調整を加えて、完璧な施工物をお客様にお渡しするまでがお仕事です。

現場での経験に終わりはない、

全てが経験値

イ:現場監督の仕事が務まる事はやっぱり、現場を知り尽くしているからこそ務まる仕事なのでしょうね。やはり場数は相当数踏まれてきたのでしょうか?

 

中野:何よりも経験は大事ですね。とは言っても、

 

「現場での経験に『終わり』なんてない」と思っていますよ。

 

繰り返しになってしまいますが、現場によって、作業も工程もその現場ごとに変わってくるからです。

 

なので、「うまくいった経験」と同じ位、「うまくいかなかった経験」も大事なんです。全部ひっくるめての現場経験ですからね。

 

そういった経験から、今度はもっと精度の高い「計画」や「予測」をする事が出来るのです。

お客様と作業員の橋渡し、

だからこそ得られる「達成感」

イ:やはり現場監督というくらいですから、いろんな現場に立ち会った経験がおありの事と思います。
中野は現場監督歴は何年ですか? 具体的に自分が職人だった時と、今現場監督を任される立場になって仕事はどう変化しましたか?

 

中野:職人暦は18年で現場監督歴は4年です。
私は職人の時代にも「職長」、簡単に言えば「職人のリーダー」をやっていた経験もあったのですが「現場監督」は責任がまるで違ってきます。

 

それは勿論「現場全体の監督」だからです。職人達をまとめる仕事に加えて、実際に注文をされているお客様との間にも入る「両者の橋渡し」のようなポジションも現場監督の責務であるからです。

 

イ:ご注文あってこその仕事ですものね。両方の事情を常に考えなければならないポジション……。 なにやら、大変そうな話がたくさん飛び出してきましたが、現場監督をやる上での「醍醐味」はあるのですか?

 

中野:何と言ってもやっぱり「綺麗な仕事」を届けてお客様に喜んで頂ける事。その笑顔をダイレクトに見れる事ですね。

 

特に「リノベーション」の場合は依頼主がそのままお客様、自分達の仕事で作られた空間で今後生活される方です。ですので、先程話した「打ち合わせ」もそうですが、お客様との距離感はとても近いのです。

 

お茶やお菓子を頂いたり、仕事の後にお礼のお手紙を頂く事もあります。やっぱり自分たちの仕事がお客様の満足に繫がってくれる事は嬉しいし、「やりがい」もあって楽しいですよ!

 

イ:確かにそれは現場監督だからこその醍醐味かもしれません!
ところで、新人が現場監督を目指した時、どれくらいの経験や年月が必要になってくるのですか?

 

中野:弊社、ワーキングスタイルのケースでお話しをすると、去年に新卒で入って、今年2年目の社員には今実際に現場監督を任せております。

 

イ:えっ、2年で監督になれてしまうのですか?

 

中野:弊社は「責任を持って」仕事をする事を覚えて貰うためにも、「2年目でも現場監督」を任せております。その自信の理由は「多能工」の会社だからという事。

 

弊社は大工でも、塗装屋屋でもありません。 

様々な分野のプロフェッショナルを揃えておく会社なのです。

 

墨出しや、塗装、電気、大工仕事……などなど。様々な業種と関わる事が出来るので、現場で得られる経験はまるで違ってくるのです。

 

現場監督を敢えて早い内からやらせておく事は、早い内から現場に対して色んな目線を持つ事や、「建物」の事自体に対しても「詳しく」真剣に向き合う事にも繋がります。だから成長が早いのです。

 

それに、職人としても若い内から、会社の外の人間とも仕事をする事。つまり「お客様」との付き合い方を覚えた方がいいに決まってます。現場では実際に他人を動かして初めて分かる事もあるのです。何より弊社は総合的に人間として成長ができると考えています。

 

きっと、弊社で1人前の現場監督が出来るようになれれば、今後もこの業界で生きていけると弊社は自負しております。

 

イ:ありがとうございました。それでは、今後ワーキングスタイルは若い人を絡めてどのように展開していくのでしょうか?現場監督の中野の立場から意見を聞かせてください!

 

中野:今、特に伸びているのが私も携わる「リノベーション事業部」。

どんどん人も増やしていかないといけない業界ですし、

それに比例して今後もどんどん「現場監督」を増やしていかなければなりません。

 

即戦力の方は勿論ですが、弊社の場合、先ほど申し上げた通り新人が育ちやすい環境が整っているので、

どんどん「未経験の方」でも現場監督を目指して門を叩いてきて欲しいですね!