八王子を拠点に活動をする工事会社、ワーキングスタイルです。
弊社では分業されがちな一つ一つの工事を、領域横断的に幅広く取り扱い真の意味でのワンストップサービスを追及しています。
さて、今回お話するのは女性職人についてです。
近年建設業に従事する人の絶対数が減ってきていますが、一方では建設業への
女性進出が増えてきています。その進出は設計などのデスクワークに留まらず、
施工や管理部門、さらには職人にまで及んでいるようです。
ワーキングスタイルにも女性の塗装職人が活躍しています。
女性であることの強みや必要とされる理由、そして働きにおいての
実態などを弊社に勤める女性塗装職人に話を聞いてみました。
女性目線での細やかな塗装
―塗装の仕事において女性であることの強みは?
作業の細かさや丁寧さにあると思います。
男性が雑だということでは決してないのですが、家にいる時間が圧倒的に長い女性、特に主婦などはどうしても部屋の細かいところに目が行き、仕上がりに関して非常に厳しい目を持っています。
私は内装の塗装をやっていますが主婦でもあるので、実際に部屋を使うクライアントの女性と同じように内装を考え、感じることができるので、その辺は強みだと思っています。
―現場において女性目線は必要だと感じていますか?
いつも必要だと感じています。
例えば、内装のリフォームであれば
やりとりが奥様であることが多く、家事や育児の経験のある女性職人が話をすれば通じ合えることは多々あります。使い勝手や用途の説明、それから金額の相談に関してもこちらが女性だと言いやすいようで、コミュニケーションという意味でも女性であることはアドバンテージだと思っています。
未経験でも安心の研修制度
―女性が職人をやるにあたって、心配や不安はありましたか?
最初は不安もありましたが、実際に経験をすることで解消されました。
とういうのも塗装と一言でいっても、内装なのか外装なのかで話は変わってくるからです。
外装だと暑さ寒さの厳しさや足場に乗っての作業の危険性もあるので、確かに女性には身体的にきつい側面はあります。ただ私は内装の塗装をやっているので、体力においても身体能力においても問題なく行っています。
―育児との両立は可能ですか?
小さいお子様がいらっしゃると難しいかもしれません。
塗装に限らず、建設現場においては9:00~17:00がメインの時間帯なので
どうしても帰るのが18:00を過ぎてしまうような生活になってしまいます。
しかし、お子様が中学生や高校生になり、ある程度手が離れてくれば十分に可能だと思います。
―経験がなくてもできますか?
自分も含めワーキングスタイルの全員が未経験からスタートしています。
研修制度がしっかりしていて、技術訓練を積んでから現場に出るような
仕組みになっているので、安心してこの世界に飛び込めますよ。
―収入はどのくらいあるのでしょうか?
未経験の方は普通免許を持っていれば20万円からのスタートとなります。
一年経験を積むと、残業などによって変動はあるのですが大体24万~30万円ほどの給料になります。
他にも会社から子供手当も支給されるので心強いです。
職人というとまだまだ男性社会のイメージがあるかと思いますが
ワーキングスタイルでは女性の職人も活躍しています。
研修制度や先輩による指導も充実しておりますので
職人のお仕事に興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。