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ワーキングスタイルの日常

建築・建設業界で多能工になるメリット・デメリット

こんにちは!

リノベーション工事をワンストップで行うワーキングスタイルです。

弊社には分業になりがちな数種類の工事を一人でこなせる「多能工」が多数在籍しています。

「多能工」は、もともと製造業で求められる人材でしたが、建築・建設業界でも多能工が求められるようになってきています。

建築・建設業界における「多能工」とは、複数の異なる職種・工程などを遂行するスキルをもっている人を意味します。

国土交通省のリーフレットでは「マルチクラフター(建設工事において、連続した複数の異なる作業や工程を遂行するスキルを有する個人)」として定義されています。

今回は「多能工」になるメリットとデメリットについてまとめてみました。

仕事はあるが人がいない!深刻化する建設業界の人材不足

 

建設業界で長らく叫ばれているのが人材不足に関する問題です。

国土交通省が平成28年に発表した「建設産業の現状と課題」によれば、建設業に従事する労働者の減少は顕著です。

 

〇建設業就業者

 685万人(平成9年) → 498万人(平成22年) → 500万人(平成27年)

 

〇技術者

 41万人(平成9年) → 31万人(平成22年) → 32万人(平成27年)

 

〇技能労働者

 455万人(平成9年) → 331万人(平成22年) → 331万人(平成27年)

 

また、2009年に8.1%であった65歳以上の建設業就業者は、2019年に16.4%まで上昇しました。

建設業界は、近い将来に高齢者の大量退職が見込まれる危機的な状況にあるといえます。

他方、2021年2月度の職業別の有効求人倍率は、高い順に以下のとおりとなっています。

 

 ① 建設躯体工事(9.21倍)

 ② 土木(6.42倍)

 ③ 保安(6.42倍)

 ④ 建築・土木・測量技術者(6.35倍)

 ⑤ 採掘(4.66倍)

 

「仕事はあるが人がいない」建築・建設業界では、多能工化の推進による生産性の向上が求められているのです。

多能工になるメリットとは?

労働人口減少がつづくこの業界で「複数職種を任せられる人材」が貴重な人材となることは想像に難くありませんが、ここで「多能工」になるメリットを具体的に考えてみましょう。

 

① 現場で重宝される ★

多能工になれば、人が足りない現場で複数の工程を受け持てるようになります。

これまで2人(2社)にお願いしていた仕事を1人(1社)で済むようになるわけですから、手配をする元請け側にとってもメリットがあります。

良い仕事をすれば「他の現場にも来てほしい!」と、需要のある職人になることができるはずです。

 

② 会社の売上や将来の収入アップに直結する ★★

「1工程」のみ担当していた人材が「2工程」受けられるようになれば、当然会社の売上アップに直結します。

「将来は独立して一人親方でやっていこう!」という場合でも、現場あたりの利益率が変わってきます。

多能工になることは、確実に「収入アップ」につながることでしょう。

 

③ 現場の「全体観」を持った職人として信頼される ★★★

従来は、一職種を極めることが美徳とされていた時代もありました。

しかし、これからの時代は現場の全体を把握して業務を遂行できる人材が求められます。

 

ところで、『3人のレンガ職人』という寓話をご存じでしょうか?

 

中世のヨーロッパで旅人が3人のレンガ職人と出会います。

旅人は3人のレンガ職人に「何をしているのですか?」と同じ質問をするのですが、帰ってくる言葉は3人とも異なります。

1人目は「親方の命令でレンガを積んでいるだけだ。」と答えます。

2人目は「家族を食わすために壁をつくっている。」と答えます。

けれども、3人目はこう答えるのです。

「完成まで100年以上かかる大聖堂をつくっている。完成すれば多くの信者がここに訪れるだろう。私はこんな仕事に就けて本当に光栄だよ。」

いかがですか?

3人の仕事は一緒ですが、志が違いますよね。

1人目は親方の命令に従っているだけ。2人目は家族の生活のために。

2人とも目の前のレンガや壁しか見えていません。

けれども、3人目は「大聖堂の建築に貢献して多くの人を喜ばせたい」という目的意識をもって仕事をしています。

 

私たちの世界も同じです。

建物の完成イメージを持って業務に当たれる人材は、現場を任せる側にとっても安心です。

全体観をもつことで他分野の職人との連携も取りやすくなります。そういった意味でも、多能工は現場になくてはならない存在といえるのです。

 

多能工になる最大のメリットは「仕事の全体観」を持てることではないでしょうか?

 

多能工になるデメリット

次に、多能工になるデメリットについてお話しします。

考えられるデメリットは、以下の2点です。

 

① 新しく覚えることが多い

多能工の「多」という文字のとおり、自分の業務領域を増やすわけですから努力もその分必要です。

今まで覚える必要のなかった知識や技術を身につけなければいけないわけですから、多能工になることは簡単ではありません。

多能工として活躍できるようになった時のメリットは大きいので「修行期間」と割り切って学ぶ覚悟が必要ですよ。

 

② 仕事の負担が大きくなる

業務の幅が広くなることで、同時に裁かなくてはいけない仕事が増えます。

また、手配することも増えるので複数のタスクを同時にこなす能力が必要です。

一つのことを集中してやりたいという方にとっては、多能工は少々大変な仕事といえるかもしれません。

 

何事もメリットとデメリットは紙一重です。

努力なくして多能工になることはできないでしょう。

 

多能工になるにはどれくらいの期間が必要?

それでは、多能工になるためにはどれくらいの期間が必要なのでしょうか?

それは「どのような多能工を目指すか?」によって変わってきます。

たとえば、弊社には未経験から2年間の修行期間を経て「クロスと塗装」の多能工になった女性職人がいます。

関連記事(何事にも全力投球!塗装にクロス、多能工として活躍する女性職人天野の現在とこれから)http://workingstyle.co.jp/archives/1506

少しハードルが高い「電気設備と足場」の多能工を考えてみると、7年程度はかかるでしょう。

足場と電気設備を同時にできる人材はかなり希少なので、大型商業施設などの電気設備工事を一手に担うことができることでしょう。

 

多能工になると収入はどれくらい変わる?

「収入を上げたい」という理由から多能工を目指す方が一番多いのではないでしょうか。

普通の職人の1日単価が2万円だとすると、多能工の単価は1.5倍から3倍の3万円~6万円になると思ってください。

単一の業務で1日に3~6万円を稼ぐことは容易ではありませんから、多能工の可能性を十分に感じてもらえると思います。

 

ワーキングスタイルは多能工の研修支援制度が整っています

ワーキングスタイルに入社すると、未経験者・経験者を問わず1ヶ月間の研修を受けることができます。

当該研修は「食事付き」の研修施設に住み込みで行われるため、学ぶ意欲のある人にとっては最高の環境です。もちろん、研修期間中のお給料もきちんと支給されますよ。

短期集中で学ぶことで多能工へのスタートダッシュとなることでしょう。

前述の女性職人は、この研修施設で学んだことが多能工になるための近道となったとコメントしています。

ワーキングスタイルは「職人一人一人の価値を上げて、全員が自信を持って働き収入を得ることができる会社」を目指しています。

すでに職人として働いているけど、研修施設で学んで新たな技能を身につけたい!

という方からの応募もウェルカムです。

 

皆さんからのご連絡をお待ちしています!