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弊社社員インタビュー 田中『初めての現場監督』2

工期終盤、田中は今何を思っているのか

こんにちは、東京都八王子市で建設工事を手がけるワーキングスタイルです。

今回も弊社2年目社員、20歳にして解体工事の「初」現場監督を務める田中の成長をインタビューと共にお知らせします。

 

2週間の工期も終盤に差し掛かかり、ある程度現場監督として身体の動かし方や指示の出し方、仕事の要領がだんだんと掴めてきた田中ではありますが、やはり困難もゼロではなかったようです。

今回は現場を施工してから終わるまでの2週間を田中に振り返ってもらいました。

 

なんとか終える事ができたが、

一筋縄ではいかない場面もあった

――施工も終盤に差し掛かってきましたが、この2週間を振り返ってみてどうでしょう?

 

 

「今回は解体現場ではありましたが、大きく分けて『天井・壁の張り替え』→『ステンレスの張り替え、レンジフード・換気扇の交換』→『クリーニング・仕上げのワックスがけ』と段階がありました」。

 

 

「今日は最後の仕上げのワックスがけになります。なんとか施工期内に終える事ができて良かったです」。

 

 

監督としての下見不足を反省、

今後に活かしていく

――「なんとか」って事は困難もあったのですか?

 

 

「ありましたね。施工自体の問題はなかったのですが、今回僕が監督するのはおよそ10名で勿論全員先輩。それも解体・内装・塗装・大工・電気などなど……分野も多岐にわたっています」。

 

 

「先輩の方々に指示を出すのは『自分の指示が間違っていないか』もそうですし、やはり今でも緊張してしまいますね(笑)」

 

 

「あと1つ。自分が事前に防ぐ事が出来たかもしれないのにも関わらず、大工さんの工期を延ばしてしまう事があったので、ここは明確な反省点だと考えています」。

 

 

――具体的にどういった事でしょうか?

 

 

「今回任された現場監督の他にも、自分は内装の現場を数件回っていました。勿論監督を任されている現場の事は常に気をかけていたのですが……、ちょうど自分が他の現場にいっている時、大工の方から電話が入ったんです」。

 

 

「内容は『天井の軽天下地が歪んでおり、作業に移れない』というものでした。天井を剥がし終わった後に発覚したんです」。

 

 

「つまり、想定していた工程に『天井の下地を張り替える』という工程が増えてしまったんです。この事により、大工さん、塗装屋さんの予定を 1日-2日狂わせてしまいました……」。

 

 

「大工さん、塗装屋さんには謝って作業を頼み、なんとか予定していた工期に終わらせる事ができたのですが、この『天井の軽天下地の歪み』」。

 

 

「確かに発覚したのは天井を解体した後だったのですが、もっと細かく見ていれば下見の段階で発見、対処方法を考える事が出来たかもしれないのです」。

 

 

「これは勿論、今回の解体現場通しての1番の反省でもあります。自分の裁量1つで他人の仕事を左右してしまう事を身を持って体感できたので、反省しきりです。これからの仕事に反映させていこうと考えてます」。

 

 

「ただ、そういった事も含め、先輩のフォローもあって、なんとか乗り越える事が出来ました……。お客様に満足して頂ける自信はあります!」

 

今回の現場監督を通して、

現場での「連携」の大切さを学び取った

現場監督としてのコミュニケーションや下見、反省はあるものの、仕事の「成果」には自信を持って「満足して頂ける」と答える田中。初現場監督を通して、成功と反省を経験、まだまだ勉強する事は多いそうです。

 

しかしながら、現場監督をこなしつつも、他の現場も同時に施工にあたっている田中は体力的にキツくはなかったのでしょうか。率直に尋ねてみる事にしました。

 

――体力的にキツくはなかったですか?

 

 

「自分は、毎日同じ所に行って同じ仕事をすると息が詰まる方で、『気分転換』と言ってはもちろん語弊がありますが、現場を回る事は毎日新しい気持ちで現場に臨む事に繋がっているんです。今回任された現場も飲食店、なかなか厨房に入る機会はないので、楽しいじゃないですか」。

 

 

「だから、違う現場を回る事は大変に思われるかもしれませんが、むしろその逆。毎日の作業を新鮮な気持ちで施工するモチベーションとなってます!

 

 

――先輩とのコミュニケーションについても触れていましたが、何か心境の変化はありましたか?

 

 

人間関係やコミュニケーションが職場の環境を左右するというのは本当だと実感しましたね。指示を出す事の責任は先程お話しましたが、例えば今日の仕上げ1つとっても専門の職業の方から『ラーメン店の床は溝に溜まった油を見逃さない』よう助言を頂きました」。

 

 

「こういう所1つとっても勉強になりますしね。コミュニケーションが取れていれば、マメに連絡も取れます。幸い今回の現場はワーキングスタイルの方も施工に多く携わっていたので、とても連携がしやすかったように感じます」。

 

ワーキングスタイルで1人前に、

プライベートでは25歳までに都内に家を買いたい!

必死に床の溝の油を何度も布でこすりながら田中は続けます。

 

「あと、職業の性格上、現場で働かれる方はみんなお酒や飲み会が好きなイメージがどこかにあると思うんですけど……僕は自分で買ってまでお酒を飲みませんし、タバコも吸わないんですよ」。

 

「そういう所は本当に働きやすき感じていて、『ワーキングスタイルの人間関係の良さ』っていうのは……例えば会社の飲み会に行きたくないなって時に、飲み会を断っても人間関係が円満に回っているという事です。あれ?そうですよね?大丈夫ですよね(笑)?」。

 

「友達の職場の話とか聞いてると、給料もそうですが、そういう働きやすさは恵まれているなと思いますよ」。

 

――今後の展望はどうでしょう?

 

「色んな現場を回りたい気持ちも強いですが、今回現場監督を通して反省点は多く自分の中で見つかったんです、だから、その前に胸を張って『1人前』と言えるようになりたいです」。

 

「それと、5年以内に都内にマンションの購入を計画中です。実はこの間結婚したんですよ。奥さんも応援してくれているんで、頑張らなくてはなりません。少しのろけになってしまいますが、このあいだ奥さんにネックレスをプレゼントする事が出来たんです。値段ですか?うーん、結構頑張っちゃいました(笑)」。

 

頑張った分だけ応えてくれるから、

仕事がそのまま「やりがい」に繋がる

――最後に1つ、これからワーキングスタイルを志す人に対して1言お願いします!

 

「自分は現場作業の経験がなかったのにもかかわらず、2年で現場監督を任されるようになりました。勿論まだまだ勉強の途中ですが、ワーキングスタイルは頑張った分だけ評価してくれる会社です。なので本当に『元気』だけ持って挑んできてください!いつでも迎える準備や1人前に育てる技術は揃っています。」