「解体作業」皆様はどのように捉えていらっしゃいますか?
こんにちは!東京都八王子市の建設工事会社、ワーキングスタイルです。
ワーキングスタイルではリノベーション工事から電気工事、水道工事、解体工事に至るまで幅広い仕事を手がけています。
本日はたくさんの種類がある仕事のなかでも、特に「解体」に焦点を当ててお話させていただきたいと思います。
お客様にとって有益、しかし業界内にいなければ分からない情報もご紹介いたしますので、少々お付き合いくだされば幸いです。
解体をして終わりではない!
次の施工を考えての「解体」です!
さて、「解体」と聞いて皆さんはどんなイメージを抱かれるでしょうか? 「壊す」仕事? 確かに、そうですね。決して間違ってはいません。解体工事は文字通り、建物を取り壊す仕事に他なりません。
しかし、それだけではないのです。弊社の解体工事は単なる「破壊」ではありません。次の「創造」のために欠かすことの出来ない「礎」だという事を忘れはいけません。
解体工事の後、現場では様々な工事の工程が行われることになるわけですが、実際のところ、解体のクオリティがその後の工事の質を左右すると言っても言い過ぎではないのです。
弊社の解体工事についての試み
繰り返しになってしまいますが、「解体」は単に「壊す作業」ではありません。工事全体の質を決定してしまうほどに、大事な工事の1つなのです。
ですから弊社では解体工事に際して、次のようなことに細心の注意を払っています。
(1)近隣の方々への配慮と挨拶
解体の仕事で一番大事なことはなんでしょうか。技術は大前提として、解体作業は近隣住民の方にも迷惑をかけてしまう危険性を持っています。
そこで、施工に当たる前、弊社がもっとも大切にしていることは「挨拶」です。それは仕事を開始するにあたって、まずは近隣の方々へとしっかり挨拶に出向く事は何よりも大切な事の1つ。近隣住民はもちろん、同じ現場に当たる職人さんも例外ではありません。
そうすることでその後の職人さんの働きやすさがかなり変わってきますし(近隣の方々と良好な関係を築いた方が、当然ながら精神的にも仕事はやりやすいものです)。
実際、クレームの入る件数も減るのです。解体がテキトーな態度で工事をしていたのでは、とても仕事をしやすい環境は整いません。周囲に気を配ること。これを弊社の解体部門ではもっとも大事にしています。現場の環境を快適なものへと整えていく1番打者、それが解体部門なのです。
(2)仕事の全体像の把握
解体といっても案件ごとに、対象の物件をすべて解体する場合や、一部分を残す必要がある場合など、様々なケースがあります。
解体工事に際してはまず、仕事の全体像をしっかりと把握した上で作業にとりかからなければなりません。あってはならない事ですが、解体する必要のない箇所を解体してしまっては大変なことになりますし、逆に、解体しなければならないところを残しておいてしまうと、職人さんの仕事を無駄に増やしす事にも繋がってきてしまいます。
とにかく1に気配り、2に気配り。周囲の方が、仲間が、不快な思いをしないようにと配慮する必要があります。大胆、ワイルドなイメージのある「解体」ですが、そうした世間一般のイメージとは異なり、かなり「繊細さ」が求められる工事部門なのです。
解体業界は今、若手不足!
さて、そんな解体のお仕事ですが、近年かなりの需要があります。正直なところ、業界全体が人材不足に陥っており、猫の手も借りたいような状況です。どうしてそんなことになっているのかと言いますと(これはちょっとした業界のウラ話なのですが……)、お家を相続するお客様が増加しているからなんですね。
更には、相続したお家を建て替えたいというご要望が最近かなり増えてきており、解体部門はどこでも引っ張りだこといったような状態にあるんです。人手がとにかく不足しています。
とりわけ業界全体の若手人材の不足は顕著。そこで弊社としては、積極的に若手の育成に力を注いでいきたいと考えております。
これからの日本の建設業界のことを考えても、
是非とも若い方の力が今こそ必要な時なのです
これまでのコラムでもお伝えしてきましたが、弊社の強みは「多能工」の育成という点にあります。多能工とは、一言でいえば「何でもできる人材」のことです。
例えば弊社の解体部門の多能工は、通常の解体のみならず、電気の配線や水道の配管の処理まで手がけることができる人材です。ただでさえ人材不足にあえいでいる業界のことですから、「多能工」はどこへ行っても重宝されます。
それだけ弊社は若手人材を丁寧に育成しますし、勇気をもって飛び込んできていただければ、数年後にはどんな場所でも活躍できる業界のリーダーになっていることでしょう。
今回の記事では「解体」は皆さんの抱いているたいていのイメージと異なり、かなり繊細な面のあるお仕事であるとご紹介いたしました。解体を手がける人材に必要なのは、「周囲に気遣い」ができる人間性。
これだけあれば大丈夫です。はじめは誰もが未経験。技術も経験も仕事をしている内に身についていきます。ですから、興味のある方は是非恐れずに業界に飛び込んでみてください。繰り返しになりますが、「解体」は単なる「破壊」ではありません。「創造」のための重要な第一歩です。私たちと一緒に、明日を「創る」仕事をしませんか。弊社はあなたの挑戦をお待ちしています!