八王子で建設工事を手がけているワーキングスタイルです。
ワーキングスタイルの新卒採用向けコラムをご覧になっていただき、ありがとうございます!
建設工事会社で働く魅力は、職人になることで自分の手でモノをつくる経験を積めるところです。
自分の仕事が世の中のタメになっている実感を、自分の手で感じながら仕事をすすめることができます。
こうした建設工事会社の魅力にひかれている方もいらっしゃると思います。
しかしまだ働いたことのない新卒の皆さんは、建設工事会社の職人にはどのような分野があるのかあまりご存じないはず。
全く分からない仕事を、イメージで「やりたいです!」というのは誰しも抵抗感があるものです。
ワーキングスタイルの採用プロセスでは、無理して職人の分野を絞る必要はありません。
なぜならワーキングスタイルでは、建設工事会社の常識から外れて「多能工」を育てているからです。
多能工のいる建設工事会社が生き残る
「多能工」とは、1人で様々な分野の業務を担える職人のことです。
ワーキングスタイルでは、入社時から様々な業務を担当してもらうことで多能工を育成しています。
なぜなら絶頂を迎えたビジネスが、やがて「多能工」の時代を迎えることを歴史が証明しているからです。
着物産業の例を出しましょう。
今は着物が廃れてしまいましたが、江戸時代は着物の絶頂期でした。
当時は、織る人、デザインする人、染める人などなど、正確に言えばもっと細かく職人の仕事が分かれていました。
さらに、各分野の職人ごとが集まって会社のようなスタイルで仕事をしていました。
やがて文明開化を迎え、洋装の時代となり、戦後は洋服が当たり前になりました。
当然、着物の普段着の需要はなくなり、晴れ着の需要が残りました。
そして今、残っているのは、多能工のいる会社だけです。
なぜでしょうか?
一貫したこだわりを感じられる着物が、晴れ着では求められたからです。
言ってみれば、普段着需要のあるころに発達した役割分担のスタイルは、大量生産のためのものだったのです。
一方、建設工事業界はどうでしょう。
建物の大量生産の時代は、世の中の意識として時代遅れになっています。
新築のものについては、ずっと使い続けられるような「こだわり」が求められています。
建設工事業界でも、着物業界と同様の流れが起き始めているのです。
”三刀流”の古久保(28歳)の例
▲解体課を率いる古久保
ワーキングスタイルの解体課の部門長を務める古久保(28歳)は、まさに多能工の良い例です。
彼は解体課を束ねながら、電気通信工事も給排水工事もできる職人。まさに”三刀流”の逸材です。
古久保はさまざまな現場で頼られる存在として活躍しています。なぜなら通常の解体現場では電気工事と水道工事も必要になるのですが、電気工事、給排水工事も彼自身で請け負うことができるため、彼がいる現場では電気屋さん、水道屋さんを呼ぶ必要がありません。
彼のような多能工を、これから育てていくことで、ワーキングスタイルなしでは回らない「こだわりの現場」をつくっていきたいと思っています。
3年で多能工を育て上げる体制
古久保の例を聞くと、多能工に憧れる人もでてきたのではないでしょうか。
しかし、「ひとつのことを覚えるのが大変なのに、いくつも覚えるのはもっと大変そう……」と不安に思う方もいるはず。
ご安心ください。ワーキングスタイルでは既に多能工としている先輩が多数活躍しています。
ひとつの職能を、他分野に活かすノウハウも優しく教えてくれます。
そのため、今、ワーキングスタイルでは3年で多能工を育て上げる体制をとっています。
もしあなたが多能工になったとすれば、建設工事業界で自由にはばたくことができます。
なぜなら、建設工事会社では一分野に特化した職人がスタンダードな一方で、多能工がもっともっと求められているからです。
正直に本音を言えば、もしワーキングスタイルから独立したとしてもやっていける人材になれるのです。
普通、入社から3年といえば、第二新卒とよばれるまだまだひよっこの時期です。
ワーキングスタイルに入社して、同級生たちに一気に差をつけるロケットスタートを切りませんか?