ワーキングスタイルです。
建設工事を手がけているワーキングスタイルは、社員の個性に合わせて事業展開することで会社の可能性を広げています。会社を発展させていくために、新たな「個性」を求めて新卒採用を積極的に行っています。
ワーキングスタイルの社長の堂垣が会社の可能性がかかった新卒社員をどのような気持ちで見守っているのかインタビューしました。
今回は、高校新卒で入社した社員のひとりの田中についてです。
「白い家が欲しいです」と言って入社してきた
―田中さんについて最初はどのような印象をもたれましたか?
堂垣:面接のときに「新築の白い家が欲しいです!」って無邪気に言っていたのが印象的だったなあ。良くも悪くも、人に揉まれていな感じがありました。最近まで学生だったのだから、それは仕方がないことだと思います。
▲リノベーション事業部・田中
入社後にはリノベーション事業部で監督や大工さんのアシスタントをしたり、現場管理の見習をしたりしてくれていますが、2017年の4月に入社してから最初の一年はとにかく苦しそうでした。
辛さの先にあるもの
―最初は学生らしさの残っていた田中も最近変わってきたと聞きましたが?
堂垣:そうですね。半年くらい経ったころかな。
「顔つきが変わっているな」と思いました。仕事についての自分の意志をもつようになったんだと思います。実際、今は自分の思いを伝えてくれるようになりました。彼が入社してからもうすぐ丸一年が経ちますが、今ではすっかり社会人の顔になっています。
―社員の成長を見てどのように感じますか?
▲ワーキングスタイル社長・堂垣
堂垣:感慨深いよ。そりゃ。最近、彼とは入社当初はできなかったような「生き方」みたいな話ができるようになるとことさら実感が強まります。
例えばこの前「仕事をしていると人間関係でうまくいかなくて、それで相手を変えようと思ってしまうことがあるじゃん。でも人間ならだれでも自分の考えをもっているんだから、帰ることはできないと思ったほうがいい。だから自分を変えてみたら?そしたら自分に対する接し方が変わって突破口がうまれるよ」みたいな話ができました。
―最近、田中とどんなことを話しましたか?
堂垣:最初のころよりも大人びてきたとはいえ、まだ一年目なので辛そうにしていたので、「辛くても3年頑張ってみな。3年頑張れば施工管理2級がとれるようになるから」と話しました。施工管理2級をとってくれれば任せられる仕事が格段に増えるんです。そうすると関係をもつ人も多様になってきます。このようなステップを積めば、自然と業界で自分ができることがわかってくるんですね。
辛いときこそ会社の代表が、辛さの先にあるものを見せてあげることが必要だと思っています。
「挑戦する姿勢」が身についている
―入社二年目に入る田中に期待していることは何ですか?
2018年3月に田中は現場監督デビューします。入社一年でマネジメントする立場になるわけ。やっぱ、自分が学んだことは教えないと完成しないんだよね。不思議なもので先輩からのうるさく感じる小言も、自分が言う立場になると意味がわかるようになります。
マネジメントとしての役割を全うすることで彼自身が一人前になってくれることを期待しています。彼が一人前になるための環境は、どんどん整えていきたいと思っているし、これから入って来る新卒社員にも同じことをしてあげたいと思っています。
―現場監督デビューすることについて本人はどのように言っていますか?
堂垣:「不安はある」とは言ってるんだけどね。でも「中野(リノベーション事業部長)の負担を減らすためにやりたいです」って言ってくれたから嬉しかったね。
頼もしいと思ったし、ワーキングスタイルの社員として素敵だと思いました。「挑戦する姿勢」が、ワーキングスタイルで働くなかで身についたのかなと思います。
社員の成長が、会社の成長。
田中は入社1年目で早々にひとり暮らしを始めました。人生のステップを着実に上っています。新卒社員が人生のステップを上って成長していくことは、社員の個性に合わせて可能性を広げてきたワーキングスタイルにとって、会社自体の成長を意味しています。
仕事での成長はもちろん、人間としての成長もできる環境を社員のためにワーキングスタイルは整えています。「個性」をもった就活生をお待ちしています。