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機械設置課

ゲームセンターの機器の運搬業務

こんにちは。八王子市のワーキングスタイルです。

今回はゲームセンターの機器の運搬業務の様子をご紹介します。

運搬業務とはその名のとおり、おもに重いもの、大きなものを元あった場所から別の場所に運び移す作業です。

 

単純なように思えますが、ただ力任せにやればいいというわけじゃなくて、結構いろいろと注意しなくてはならない事が多いのです。

今回は写真付きで作業の風景をお見せしましょう。

 

さて、本日の現場は蒲田駅の近く。もう営業していない2か所の旧店舗から、新店舗へと機器を運搬しました。

 

かなりハードな作業になることが予想されましたが、作業員のやる気は十分。皆、仕事にとりかかる前から元気いっぱいです。

まずは旧店舗から機器を運び出します。

1つめの旧店舗。まずは両替機を運搬し、トラックに積む作業を行います。入り口の扉が狭かったため、両替機を斜めにして手持ちで運搬します。写真から、結構重そうな様子が伝わってきますね。

 

この日のお天気はあいにくの雨でした。5人の作業員で運搬にとりかかったのですが、雨のせいで手が滑りやすくなっていたため、皆かなり慎重に運んでいます。

 

腕力さえあれば運搬はスムーズにいく、というわけではないのです。機器を落としてしまったら大変なので、最初から最後まで集中力を切らさずに作業を行わなくてはなりません。

無事に作業が終了しました。もう1つの旧店舗へと移動します。

 

同じく両替機の運搬です。

こちらの店舗では1階、2階と2つのフロアに分かれていました。まずは1階の運搬にとりかかります。ここでは台車を使って運搬をしました。

 

2階の両替機の運搬は一筋縄ではいきません。1階に降りるためには、螺旋階段を通らなければならなかったのです。

 

まっすぐな階段ならいいのですが、螺旋階段の場合は、常に足の運びと機器の位置を確認しながら進まなければならなりません。

 

足を滑らせたりしないよう、気をつけて作業にあたります。1人が転倒しただけでも大きな事故につながってしまいますので、やはりここでもチームワークが必要になってきます。

 

運搬を行うにあたって、足場を確保するために散らばっているゴミなどは左右にどかしまします。運搬1つとっても準備は怠りません。

 

環境の整備も重要です。蹴っ飛ばしてしまったりつまづきの原因になりそうなものは、あらかじめ邪魔にならないところへどかしておかないといけないのです。

 

そうして確保した通り道を通って両替機を運びますが、この両替機、どうやらまだ中にゲーム用のコインが入っていたようです。非常に重そうです。とても1人では持ち上げられません。皆の力をあわせます。

階段を傷つけないように細心の注意を払いながら、5人の作業員で両替機を2階から1階に降ろし、台車に乗せてトラックまで運びました。

 

さて、お次はいよいよ機器の搬入先である新店舗です。

 

新店舗はすでに営業を開始しています。普段はたくさんの人が集まり、とても活気のある場所です。外見も内部もとても綺麗なお店でした。これからもお客さんに楽しんでもらえる場となるように、頑張って機器を運び入れます。

まずは先ほど運んだメダル両替機と、現金両替機とを搬入します。メダル両替機は2階へ。現金両替機は地下1階へと運び入れました。

 

次に、地下1階にある使わないプリントシール筐体やゲーム機器を1階に運びます。それらはトラックに積みました。

 

運び方ですが、基本的には2名から5名の作業員が手で持ち上げて運ぶのです。しかし運ぶものが特別重い場合は、機器の4つの脚をロープでしっかりとくくり、たすきがけをして4人の作業員が運搬する事になります。

 

この場合、手で運ぶより機器が高く持ち上がってしまうため、階段の天井などにぶつからないよう注意しなくてはなりません。

 

ゲーム機器はもちろん重くて硬いものなので、ちょっとぶつけてしまっただけでも、建物を破損させてしまいかねないのです。かなりの慎重さを必要とする作業になります。

――背の高いクレーンゲームの筐体。天井にぶつけないよう、運搬作業には特別の注意が必要となる。

ついに、ひととおりの運搬作業が済みました。

最後にお店の人とコミュニケーションをとります。間違った機器を搬入・搬出していないかなどの確認をするのです。特に問題がなければ、これにて作業は終了です。

 

こうした確認作業はとても大事になります。あとから間違いに気づいた、ということになると、運搬のやり直しという大きな手間が生まれてしまいます。

両替機などといった重いものを運ぶのには、ただ力任せにやればいいというわけではなく、作業員の連携と慎重さが求められます。こうした作業にもプロの繊細な気配りが必要となってくるのです。

特に今回の場合は、天候があまりよくなかったこともあり、雨によって手を滑らせ機材を壊したり、怪我をしてしまったりする危険性がありました。

 

十分に注意を払って、作業員同士の声かけとチームワークでそうした状況を乗り切ります。

運搬業務も、ぜひワーキングスタイルにお任せください。